自慢したくなるペット雑学

似ているようでまるで違う!犬と猫の水の飲み方


犬と猫の舌の構造の違い

犬と猫の食事風景、水を飲む様子は実は似ているようで、まるで違う事をご存知ですか?
猫はとても上品で、静かに済ませるものの、犬は勢いよく、時には水を口もとから垂らしてしまう事もあり、似ているようでまるで違うその仕組みを知ると、なんだか愛犬がよりいとおしく感じるでしょう。

犬と猫の舌の構造

犬は水を飲んだ後、周りにしぶきが飛ぶことがあり、ランチョンマットが欠かせないとも言います。
一方の猫はとても上品で、まるで音一つ立てずに水を飲み、音もたてずにその場から立ち去ります。

研究者の間でも猫は「はるかに巧みで優雅」「重力と慣性の微妙なバランスを知り尽くしている」と称賛されるほどです。

実はこの行動の違いにはそれぞれの舌の構造が関係していて、決して犬がやんちゃだから、お行儀が悪いからではありません。
ただ犬は散歩から帰宅した直後や食後、遊びの合間など水を飲むときや食事をするときに、下に置かれた器をただ見つめ飲んだり、食べたりをしますが、猫はたとえ水を飲んでいるときでも、食事をしているときでも常に周囲に警戒しながら、一定の緊張感をもっています。
些細な音に反応し、その場から瞬時に立ち去ることもあれば、驚くようなことがあってもあからさまに態度に表すことはせずにクールな姿勢を保ったまま立ち去ることもあります。

このような姿勢の違いも猫の方が犬より優雅と称賛される理由でもあります。
犬と猫の両方を飼っている場合、このそれぞれの行動の違いがなんともユニークで、よりそれぞれの魅力が引き立って見えることでしょう。

犬と猫の舌の構造の違い

犬の舌はスプーン、猫の舌はストロー

犬は水を飲んだり、食べ物を食べるとき、舌先を尖らせまるでスプーンのような形状にし、水や食べ物をすくい上げるように使います。
その為、スプーンを器の中に入れるたびにしぶきが上がってしまったり、すくいあげるときに途中でこぼれてしまう事があり、その結果器の周りに飛び散ってしまいます。
また一気にすくいあげるので、一度に口の中に入る量も多く、早食い、一気食いという事が起こります。

一方の猫は、舌先で器の中の水の表面を軽く叩くようにして水を飲みます。
水面を叩くと、小さな水しぶきが立ち、このしぶきを口でキャッチすることで水を飲みます。
猫の舌は何と秒速80㎝という驚きの速さで出し入れができます。
このスピード感と水の微粒子が舌に一瞬だけ付着することで、猫は水しぶきを立てることが出来、立ちあがったしぶきをこぼさずに口に入れることが出来ます。

つまり舌の使い方が犬とはまるで違っています。
犬は舌先をスプーン状に使うので、器の中に舌先数㎝が浸かることになりますが、猫はほんの一瞬器の中に触れるだけなので、この点も大きな違いです。

大型犬と暮らす飼い主さんの多くは、犬が水を飲んだ後、口もとから滴り落ちる水滴に困ることがあるでしょう。

これは犬の舌の構造では、スプーンで一気にすくいあげ飲むので、頬の内側に水が溜まってしまい、不意のタイミングで振り向くと、その溜まった分がしたたり落ちてしまうのです。
こればかりは、犬のしつけやマナーというレベルでは解消が出来ないので、仕方ないと思いおおらかに見てあげましょう。

犬の舌

人間との違いは頬の構造にある

小さな子供は、犬や猫の真似をして水を飲んでみようと挑戦してみることがあります。
でも思うように舌だけで水を飲むことが出来ず、苦戦するでしょう。

実は人間は犬や猫の様に舌を使って水を飲むことがほぼ不可能です。
逆に犬や猫も人間の様に舌を使わずに、吸い込むことで水を飲むという事が出来ません。

この違いはそれぞれの頬の構造に意味があります。

人間の頬、口の構造では、物を飲み込む時、一旦口を閉じ、一時的に口内を真空状態にすることが出来ます。
この影響で、口の中に入れた水を飲み込み、体内へ取りこむことが出来ます。

でも犬や猫の場合、まずは舌を使い口元まで水を運ぶ必要があり、飲み込む度に口を閉じ、真空状態を作ることが出来ないので必然的に吸うという飲み込み方が出来ません。

この仕組みは、秒速で犬猫の舌が動くことから、なかなか傍に座りそっと見入っているだけではその仕組みを解明することは難しいでしょう。

でも様々な研究者がこの動画を公開しているので、スローモーション動画で確認をすると、明らかに犬、猫では舌の使い方が違う事がわかります。

このように一見似ているように見えていても、実は体の構造が大きく異なっていることを知ると、さらに動物への関心が高まるでしょう。
特に大型犬など毎日の食べこぼし、水しぶきが気になっている場合でも、これからは無暗に叱ることもなく、愛嬌だと受け入れることも出来るでしょう。

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