ペットの悩みどころ

愛犬の目が白濁!どうケアする?どう暮らす?


じっと見つめてくる犬写真を撮影した時、ふと愛犬と目があった時、なんだか愛犬の瞳が白く濁っていると感じることはありませんか?

実はこの症状は加齢とともに現れる目の機能の低下です。

もし愛犬の目の変化に気がついたら、これまでの生活スタイルを少し見直し、より負担の少ない生活に切り替えてあげましょう。

犬の目が白く濁るのはなぜ?

愛犬の目が白く濁ってしまうのは「白内障」という眼球の病気を発症しているからです。

白内障という病気は人間でも高齢期に発症することが多い病気で耳にしたことがある方も多いでしょう。

犬の白内障が起こるメカニズムは人間の場合と同様です。

眼球内にあるレンズが曇り白く濁ることで、眼球に対象物を投影することが出来なくなります。

白濁がまだ軽度であれば薄くモヤがかかったような視界になるものの物を認識することが出来ますが、症状が進むと完全に白い膜で覆われてしまい視力を失ってしまいます。

白内障は発症のメカニズムは解明されているものの、明確な治療法が確立されていません。

そのため高齢になった愛犬が発症した場合も治療ではなく、日常生活の対処で乗り切るしか方法はありません。

白内障が起こる原因は?

地べたで寝転がる柴犬白内障は加齢により発症する場合と遺伝的要因で発症をする場合とがあります。

遺伝的要因で発症する場合、発症年齢が若い場合が多く、早ければ6歳ころから白濁が始まります。

遺伝的発症が多くみられる犬種は

  • アメリカン・コッカースパニエル
  • 柴犬
  • プードル
  • キャバリア
  • ビーグル
  • マルチーズ
  • シーズー

などです。

ただ必ずしも白内障の発症と犬の寿命には関係性が無く、中には白内障を患ってはいるものの15年以上も長生きをする犬も大勢います。

また白内障は発症のタイミングを予測することが出来ず、子犬の時点では遺伝的要因の有無を判別することはできません。

上記の犬種を家族に迎える場合に過度にこの傾向を気に病む必要はありません。

白内障で愛犬の生活はどう変わる?何を変えるべき?

はてなマークを浮かべる犬の雲白内障は時間をかけて徐々に進行する病気です。

ある日突然愛犬が視力を失ってしまうわけではありません。

徐々に視界が狭くなり、明確に見えなくなり症状が進みます。

愛犬にとって住み慣れた家、歩きなれた散歩道であればこれまでと同様に歩くことが出来るでしょう。

ただ症状が進行する中で、これまで視覚に頼り生活をしていた習慣を嗅覚触覚に頼り生活をするスタイルへ切り替えてゆかなければなりません。

この経過で愛犬が、

  • 壁にぶつかる
  • 階段や段差を踏み外す
  • 自宅を通りすぎてしまう
  • 食器が置かれた場所を見つけられない

という不自由さが生じることがあります。

このような失敗を何度か繰り返しはするものの徐々に愛犬自身は感覚を身に着けることで不自由なりにも生活にはなじんでゆきます。

ただ高齢になってからの転倒や落下は思わぬ怪我を招く場合もあるので、対策が必要です。

白内障の愛犬のため、するべき対策

柵に顔を突っ込んでいる犬愛犬が白内障を患ったなら、自宅では、

  • 階段にはゲートをつける
  • 段差のある玄関には立ち入らせない
  • 留守番中はサークルに入れる
  • ソファーにはスロープをつける

などの工夫をしてあげましょう。

高齢になった愛犬がよりスムーズで安全に生活できるよう必要な工夫を講じてあげるのです。

また散歩に出かける時は、

  • 首輪でなくハーネスをつける
  • 道幅の広いルートを選ぶ
  • 道路側を歩かせない
  • リードを短く持つ

ということも心がけておきましょう。

白内障が進行し視界が狭まると、愛犬の危険察知能力も低下してしまいます。

自転車や歩行者の存在に気が付くことが遅れ、衝突事故を起こすこともあれば、不意に気が付き驚きのあまり噛みついてしまうこともあります。

愛犬にストレスがかからないよう、時間やルートを見直してあげましょう。

首輪からハーネスに切り替える理由はハーネスの方が行動の管理がしやすい上に、咄嗟のタイミングで抱き上げることもできるからです。

白内障の治療法はなくても定期通院は必要

病院で注射を打たれる犬残念ながら発症してしまった白内障を完治させる方法はありません。

唯一外科手術という可能性も残されていますが犬への負担が大きい上に、手術費用も想像以上の高額になり現実的な方法ではありません。

だからといって白内障発症をそのまま放置してよいということではありません。

白内障は進行性の病気です。日常生活で徐々に症状は悪化し、さらにべつの病気を引き起こします。

中にはつらい痛みを伴う病気もあり、少しでも早期発見をして痛みを和らげることが必要です。

そのためには、定期的に動物病院を受診して病気の進行具合や別症状の発症兆候を常に確認しておく必要があります。

白内障によって生活に不自由が生じると自然と警戒心や強くなり、神経質になったと感じることもあります。

通院や診察も嫌がるでしょう。

しかし治療法がないからこそ、獣医師との連携が重要だと理解し今後の生活に取り組んでゆきましょう。

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