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うさぎ好きな人達の間では、うさぎのお散歩の事を「うさんぽ」と言います。
聞きなれない「うさんぽ」の注意点やメリットをご紹介していきます。
そもそも、うさぎに散歩は必要なのか
うさぎの散歩については、必ずしも必要とは言われていません。
性格が臆病なうさぎの場合、散歩の際に多くの物に触れてストレスになる可能性があるからです。
しかし、慣れると逆にうさぎにとって良い事があるとも言われています。
なので、「うさんぽ」をする場合はしっかりと準備をしてから行うようにしてください。
うさんぽの注意点と準備
生後6カ月を過ぎて体がしっかりしてきている事
体がしっかりしてくる時期になるとウイルス等への免疫がついてくるので、散歩をさせやすくなります。
これより幼い場合は病気の危険性が高くなるので、散歩はしないようにしてください。
持ち物の準備を万全にする事
- キャリーケースや持ち運びケース
長時間散歩させるのはうさぎにとって負担になるので、散歩させる現地に行くまでキャリーや持ち運びケースで移動しましょう。キャリー等に慣れるよう、家の中で少しずつ練習するのも大事です。 - リードとハーネス
そして、必ずリードとハーネスを付けて散歩させてください。鳥や犬猫が近づいてくる可能性があり、その際に素早くうさぎを避難させるのに必要になり、また、他の動物に驚いて突然走り去ってしまうのを防ぎます。リードとハーネスを付けずに散歩をさせたら、素早く何処かへ行ってしまい、いなくなってしまったケースもあるそうです。ですので、この2つは必ず着用する事を心掛けてください。ハーネスが苦手なうさぎもいるので、まず室内で着用して慣れさせてあげましょう。 - お水やおやつ
遊び回ると喉が渇いたりお腹が空いたりするので、すぐ補給が出来るよう1回分のお水とおやつを持参しましょう。
場所の下調べをする事
散歩をさせる場所は、公園や広場が主な場所になるかと思います。しかし、場所によってはうさぎに適さない場所があります。そのような場所で散歩をさせると怪我や病気等の危険性があるので、下調べは入念に行いましょう。
芝生に農薬や除草剤が散布されていないか
うさぎは雑草等の草類を食べてしまうので、散歩させる場所の芝生に農薬や除草剤が散布されていないか、事前に問い合わせをして確認しておきましょう。
カラスがいないか
小動物はカラスに狙われやすいので、うさぎが襲われないよう、カラスが散歩する場所にあまりいないかどうか、カラスが周りの木に巣を作っていないか、調べておくと安心です。
犬や猫があまりいないか
犬を散歩させている方は多いので、全く犬がいないというのは難しいのですが、あまり犬や猫が多くない場所を選ぶと、うさぎへの負担が軽くなります。うさぎは他の動物や音に警戒しやすく、犬や猫の鳴き声で驚いてしまう事があります。そうなると怯えてしまう、もしくは暴れてしまう可能性があり、うさぎにストレスがかかってしまうので、なるべく犬や猫の少ない場所を選びましょう。
うさんぽ後のケア
バイ菌やウイルスの他に、ダニやノミもうさぎに良くありません。散歩後は手足を拭き、念入りなブラッシングをしてケアをしてあげましょう。
うさんぽのメリット
注意する事が多い「うさんぽ」ですが、メリットもあります。
- 広い場所で動き回れるので、運動不足の解消に繋がる
- 外出する事に慣れるので、病院に連れていく時に嫌がったりしなくなる
- 好奇心旺盛で遊ぶのが好きなうさぎは、ストレスの解消になる
また、今まで知らなかった一面を見る事が出来る事もあるそうです。一度は一緒に「うさんぽ」をしてみたいと思っている飼い主さんも、多いのではないでしょうか?準備を万全にして、是非楽しく「うさんぽ」をしてみてくださいね。