ペットの皮膚トラブル全般

犬のイボの注意点やケアまとめ!高齢犬にできやすいイボ対策


高齢犬のイボのケア法

今や18歳、20歳と驚くほどに長寿な小型犬が増えています。

平均寿命も長くなり、高齢になってからの健康管理に何かと戸惑いを感じることもあるでしょう。

その中で、犬の体に無数にできる「イボ」のケアに不安を感じる飼い主さんが増えています。イボ自体には問題がない場合でも、日ごろのケアには注意が必要です。

プードルやシーズーはイボが多発しがち

高齢犬のイボのケア法
数ある犬種の中でもトイプードルシーズーはとても長寿な傾向のある犬種です。

遺伝的な根拠は明確にされていませんが、ペット業界ではこの2犬種は

  • 元来の姿をそのまま維持し、継承されていること
  • 無理な形態改良がされていないこと

が理由ではとされています。

ただこの2犬種は、子犬の頃から定期的にトリミングが必要になることで、バリカンやシャンプー剤など外部から皮膚に刺激を受ける機会が多い上に、毛玉やもつれもできやすく皮膚の状態を適切に維持することが難しいという面もあります。

その為、若いころから蓄積された皮膚へのダメージが積み重なり、高齢になってからイボやシミ、皮膚トラブルとして発症するのです。

この問題は、犬種としての特性として受け入れ、高齢になってからのケア方法を把握しておくことで解消できます。

若く健康な時期から、将来に不安を感じ、無理にバリカンの使用を控えたり、過度な皮膚ケアをする必要はないでしょう。

爪切りとイボの位置の把握

プードルやシーズーなどの犬種に、イボの発生が目立ち始める時期は5、6歳ころからです。

この時期はまだ体全体で数か所、小さなイボがある程度で、日常生活にも支障もありません。

次第に加齢とともにイボの数も増え、そのサイズも大きくなります。

イボ自体は痛み、かゆみなどの不快感がなく、愛犬自身もまるで気にすることがないという事が大半です。

そのため飼い主自身もイボの発生に気が付きにくいでしょう。

ただ高齢になれば必ずイボができるという事をわすれてはいけません。

高齢になってからのイボ対策

高齢になってからは、

  • 爪は常に短く切りそろえること
  • 足、足回りの被毛は常に生活に保つこと

を心がけておきましょう。

高齢になると次第に運動量が減り、毎日散歩をしていても、爪がすり減らずについ長く伸びたままになりがちです。

この長く伸びた爪には爪の隙間に雑菌や泥がたまります。

痛みもかゆみもないイボを気が付かずにこの爪で掻いてしまうと、ひっかけ、出血を伴う傷口ができてしまう事もあります。

この結果、イボ自体に問題がなかったはずが、掻き壊し傷、傷口の可能、細菌感染と別の問題を引き起こします。

傷口はかさぶたになると、かゆみや不快感を伴います。この不快な患部を口で咬みさらに傷口が悪化することもあります。

不注意の怪我、二次トラブルを避けるためにも常に爪は短く切りそろえておくと安心です。

犬にできやすいイボの位置

イボは全身問わずどこでも発生します。

定期的に犬の全身に触れ、イボの位置を確認してあげることが大切です。

  • 内股
  • 耳の裏側
  • 腹部

など皮膚の柔らかい部位は特に注意してあげましょう。

また首輪やハーネスが触れる部分にイボが出きた場合は、イボを刺激しない形状の製品に買い替えることも必要です。

イボの位置を把握し、ブラッシングや日々の生活で不注意に傷つけてしまう事の無い様に心がけましょう。

受付時にはお互いに目視で確認を

高齢犬のイボは現状把握が大切
トリミングショップを利用する時、いきつけのお店、スタッフが相手の時、つい「イボに気が付いてくれるだろう」「プロだから」と過信してしまいがちです。

確かにプロとしてイボの存在に気が付くことはあるものの、必ずしも100%の安全性、確実性を約束できるわけではありません。

必ず受付の際にイボの位置、サイズを説明し、お互いに目視で状態を確認しましょう。

十分な説明ができない場合や犬や拒絶する場合は事前に自宅で写真を撮影したもののを提示してもよいでしょう。

利用の都度、最新の情報を共有し、バリカンやハサミといった機器で犬の皮膚、イボに傷や刺激を与えることの無い様注意をしてあげましょう。

イボが複数ある場合は、トリミング作業にバリカンを使用せず、ハサミだけでカットを行うという選択肢もあります。

この方法は、皮膚、イボに直接的な刺激を与えることがないので、体に優しい方法です。

ただバリカンで仕上げた時の様に極端に短いスタイルに仕上げることはできないので、担当トリマーと相談し、犬にとってベストな方法を見つけてあげましょう。

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