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マラセチア症になった我が家のゴールデンレトリバー。
それはもう試行錯誤で色々な対策をしてきましたが、行き着いた1つの答えは、「犬の健康は食から」ということでした。
品を変え味を変えでドックフードを試行錯誤して与えていましたが、我が家のゴールデンレトリバーは結構好き嫌いがあるというか、初めて食べるものに対して結構距離があるタイプで、これもまた悩みどころだったんです。
フードの「肉」の種類でわかったこと
ラム肉が多いドックフードを与えた時は、しょうがなさそうに、美味しくなさそうな顔で食べていました。
私としては、やっぱりガツガツと美味しそうに食べて欲しいという思いがあったので、「これもダメか」と意気消沈。
次は鴨肉が多いフード。
残念ながらこれも、ラム肉の時と変わらない反応でした。
今度こそとばかりに次ぎはウサギの肉が多いフードを食べさせてみました。
しかし結果は同じで、こうなってしまってはもう手がないというか八方塞がりで、ペットショップのフードコーナーをウロウロするばかりでした。
気づかなかったのが不思議なくらいの「犬の手作りご飯」!!
フードにばかり頼っていたころ、近所のゴールデンレトリバーの飼い主さんが、犬に手作りご飯を食べさせていたという話を聞きました。ちなみにその子は長寿で、16歳まで生きたそうです。
なぜ今までこの発想がなかったか!?ゲンコツで頭を殴られた気がしました。
人間だって健康志向が高い人は、オーガニック食材を使ったヘルシーなものを食べていますよね。
加工品に多い合成された食品添加物や酸化防止剤、農薬など、考え出したら切りがないほど「食の安全」は奥が深い!
マラセチア症で皮膚トラブルを治したい、防ぎたい、元気に走り回らせたい、毎日このことばかり考えていたのに、便利で楽なフードに頼っていた自分が情けない!
こんな気持ちで、「犬の手作りご飯」にチャレンジしたんです。
食いつきがダンゼン違った!!
さっそく手作りご飯を作ってあげたところ、ガツガツとがっついて食べて、その後もお皿を綺麗に舐めとっていました!
驚いたのと嬉しかったのと、あの衝撃と感動はいまだに忘れられません!
どうして今まで気づけなかったのか自分を攻めまくりましたが、そこは前向き思考で、「よし!今から仕切り直しで食べ物で皮膚病対策をしよう!」と思い直したのです。
犬の手作りご飯1つ目の感動「皮膚病が小さくなった!」
一番効果を期待していた皮膚病が、ゆっくりとですが小さくなっていったんです。
そもそも「皮膚病を治してやりたい」と思いトライした手作りご飯ですから、これにはすごく手ごたえを感じ、毎日が感動でした。
俄然、手作りご飯を続けるやる気につながったのは言うまでもありません!
犬の手作りご飯2つ目の感動「目ヤニがなくなった!」
我が家の犬は目やにが多く、毎日拭いていました。
それでも止まることなく「涙やけ」になってしまっていました。
しかしその目やにがご飯を手作りに切り替えてからというものピッタリとやんだのです!!
いったいどういうことなのか?
わかりませんが、とにかく手作りご飯に変えてからのことなので、食生活が関係しているんじゃないかと思ったんです。
犬の手作りご飯3つ目の感動「オナラの回数とニオイが激変!」
ドックフードをあげていた時はオナラが多かったです。
犬のオナラってものすごく臭いのですが、それも気にならないくらいになりました。
目ヤニが無くなった時は「もしかして手作りご飯のせい?」とハテナがついていましたが、オナラは食生活が直接関係してくることなので、ここで「体そのものが健康に近づいている!」と確信がもてたんです。
犬の手作りご飯4つ目の感動「軟便が治った!」
そしてこれも大きな感動でした、なんと、うんちが健康的になったんです!
我が家の犬は軟便が多かったのですが、軟便がピタリと止まり、うんちの回数も相当少なくなりました。
一日5回程度していたうんちが、一日2,3回程度に落ち着き、軟便ではなくなったので地面についたうんちも非常に取りやすかったです。
今まで軟便は水で流すしかなかったような状態でしたが、簡単に取れると感動でした!
私が犬の手作りご飯を続けるワケ
犬の手作りご飯は、お金も手間がかかります。
我が家の場合はゴールデンレトリバーで大型犬ですから、量も多く食べます。
大変なところもありますが、明らかにフードとは食いつきが全然違うこと、体そのものが健康に変わってきたこと、何より美味しそうにガツガツと食べてくれることが嬉しくて、毎日作り甲斐がいがあります。
以前、自分が頑固な皮膚病を患った時に漢方の先生から「肌は腸の表れだよ」と釘を刺されたことがあります。
犬の手作りご飯を初めて、「犬も同じなんだ」と痛感したんです。
犬の食生活は100%飼い主に責任があります。
治りにくいマラセチア症で悩んでいたことが犬の手作りご飯に行きつき、結果、皮膚病だけでなく体そのものを健康にさせることが叶っています。
皮膚病はほんとに嫌ですが、前向きに考えれば、「犬の健康は食から」に気づかせてくれてありがとうという気持ちです。
フードに頼らざるを得ない家庭もあるかもしれませんが、犬の皮膚病で悩んでいたら、「食」を見直してみるのも1つの方法です。
そんな飼い主さんに気づきを与えられたら嬉しく思います。