
愛犬撮影会、SNS用写真、年賀状や挨拶状に使いたい特別な写真を撮影したい時にいつもとはちょっと違うワンランク上の特別感を楽しめるお洒落テクニックをご紹介させていただきます。
もはや犬の「インスタ映え」は洋服やカットスタイルだけではありません!
オリジナリティを出すことで、楽しく、ユニークな思い出作りが出来ます。
インスタ映え間違いなし!犬のカラーリング
なんといってもインパクトが大きいお洒落テクニックと言えばカラーリングでしょう。
海外ではカラーリングに特化したコンテストも開催されるほどに、注目のテクニックです。
もちろん犬にカラーリングを行う時は、犬用に低刺激、無香料で作られた専用のカラーリング剤を使用することが原則です。
カラーリングによるお洒落は、例えばプードルの耳と尾先だけを染める、足先だけを染めて靴を履いているようにデザインするという手法もあれば、背中にハートや星をかたどったカラーリングを施すこともできます。
どのようなデザイン、サイズで色を乗せるかをトリマーさんと相談をするのも楽しいでしょう。
中には、絵の具の筆を使用し、メッシュ状にラインを入れる手法や凝ったデザインを描く方もいます。
ぜひオリジナリティの高いデザインを楽しんでみてください。
ただ、犬の被毛は一旦カラーリング剤で着色してしまうと、元の状態に戻すことはできず、その部分を切ることでした元の状態に戻すことが出来ません。
またカラーリングを行う際は被毛の根本から染めるので、切ることで元に戻す場合は一時的に短く切ったスタイルになることを承知しておきましょう。
このカラーリングは、実は海外では小児病棟でケアドッグ、セラピードッグとして働く犬に施すことで話題になることが多々あります。
小児病棟ではセラピードッグの存在がとても大きな意味を持っています。背中に羽やハート、星といった特別なマークを持つ犬がいると、子供達がより特別感、親近感を持ってくれるという事で好評です。
お洒落ネイルで差をつける
犬の小さな爪にネイルアートを施すと聞いただけで、あまりの繊細な作業に驚くことでしょう。
実は犬のネイルは、数年前に海外のセレブを題材にした映画の中でチワワにネイルアートを施したことがきっかけで日本でも話題になり、広まりました。
わずか数mmのつま先にベースカラーを塗り、細い筆でイラストを描く上に、所有時間もわずか数分しか許されていません。
どんなにおとなしい犬でも、足先を触られることは本能的に苦手と感じるもので、長時間の作業はストレスになってしまうためです。
この作業はプロのネイリストでも相当難易度が高い事から、出来上がった時の感激もひとしおでしょう。
犬のネイリストになるために特別な資格制度はなく、多くの場合トリマーが独学で習得し、トリミングショップのサービスの一環として提供されています。
もちろん使用するマネキュアは犬が舐めても安心な成分でできていて、速乾性がありスムーズに作業を終えることが出来るように工夫されています。
つま先のお洒落はなかなか目が届きにくく、周りに気がつかれにくいポイントなので、愛犬撮影会やイベントなど特別な日のアクセントに取り入れてみてはいかがですか?
エクステをプラスでオリジナリティをアップ
日ごろのお手入れは簡単に済ませたい、毛玉の出来にくいスタイルでいて欲しいと考えると、愛犬のヘアスタイルはつい全身を短く切り揃えたワンパターンな形になりがちです。
お洒落と言えば洋服や首輪などアパレル系に限定されてしまいがちですが、実は簡単に取り付け、取り外しの出来るエクステンションという方法でこれまでよりずっと手軽にレパートリーに富んだお洒落を楽しむ方法があります。
エクステンションとは人口毛や毛糸などクリップに取り付け、犬の被毛に取り付ける特別感のあるお洒落テクニックです。
クリップで取り付けることが出来るので、お出かけの時だけ、撮影の時だけ、洋服に合わせてとアレンジが出来る上に、被毛が短くても取り付けることが出来るので、いつでも楽しむことが出来ます。
エクステンションは、ペットショップやトリミングショップの店頭でも販売されていますが、飼い主さんがオリジナルのエクステンションを手作りされていることも多く、カラフルでボリューム感のあるデザインが人気です。
エクステンションなら、皮膚や被毛に負担がかかること、日常生活に手間が増えることもなく、特別な日の演出が出来、撮影会の小物としても重宝されています。
ただし付けなれていない場合、やんちゃな性格の場合はビーズなど誤飲の可能性のある素材を用いないこと、犬が気にすることの無い様に軽量な素材で作ってあげることを基本としましょう。
犬のお洒落はまだまだいろいろなアレンジがあるので、ぜひいろいろな楽しみ方を見つけてゆきましょう。