
都内でも有数のペットを飼っている世帯が多いと言われる世田谷区。
いつもおうちで留守番していたり、なかなか毎日は散歩をしてあげられない犬を、たまには広々したところで思いっきり走らせたい!と思っている飼い主さんは少なくないのでしょうか。
ドッグランと言うと有料のイメージが強いですが、世田谷区にはいくつか無料のドッグランがあります。今回は世田谷区芦花公園(ろかこうえん)のドッグランについてご紹介します。
芦花公園の中にあるドッグランって?
芦花公園は京王線芦花公園駅、または八幡山駅から徒歩15分。住所でいうと世田谷区粕谷にあります。
電車では最寄駅からでもそこそこ歩くのですが、車の場合は環八通り沿いにあるため、非常にアクセスしやすいです。また近隣の駐車場も30分100円のところもあり、比較的車で訪れるハードルも高くない公園ではないでしょうか。
芦花公園というのは通称だり、正確には「蘆花恒春園」というそうです。
蘆花というのは明治・大正期の文豪の名前(徳冨蘆花)であり、その夫妻のかつての住まいや庭、墓地周辺が当地だったことが由来のようです。
こちらの芦花公園ですが、非常に自然豊かで木々が広く生い茂っており、木陰も多く、公園内は落ち葉の絨毯のようになっていて、犬としてもとても過ごしやすい公園です。
この芦花公園の中央あたりよりやや東側に、約1,450平方メートルのフェンスに囲まれたドッグランがあります。
アクセス:東京都世田谷区粕谷一丁目
ドッグランはどうやったら利用できるの??
こちらのドッグランを利用するためにはまずは会員登録が必要です。
会員登録をするためにはドッグランではなく、まず公園の北側出口にあるサービスセンターに向かいましょう。
そちらで9時〜16時の間に飼い主と犬の登録を行うことで、ドッグランの利用が可能になります。
なお犬の登録にはほとんどのドッグランがそうですが、自治体へ登録した際の「犬鑑札」と「狂犬病予防注射済票」が必要となります。
どちらも毎年自治体から送られてくるものなので、首輪やハーネスにつけておくのがベターです。
こちらのドッグランは狂犬病予防注射同様、年ごとの更新になります。
だいたい4〜6月に行われる新年度の狂犬病予防注射をして、更新の手続きが必要です。利用登録を行うと、「フレンドカード」と呼ばれる会員証がもらえます。
また200円のボランティアをすれば、首にかけるカードケースがもらえますので、ドッグランにはそちらをつけて入場します。なお一度会員登録さえしてしまえば、今後は無料で利用できます。
犬種のサイズによって区分されている安心のドッグラン!
芦花公園のドッグランは中型・大型犬用のドッグランと小型犬用のドッグランの2つにフェンスで別れています。
中型・大型犬用のドッグランにも小型犬も入っていることもあるようですが、サイズに合わせた利用がベターでしょう。
筆者の愛犬のちゃびーはシェルティーで中型犬なので中型・大型犬用のドッグランに入りました。うちのちゃびーはとても内弁慶で優しそうな犬を見ても、大きくておどおど逃げ回るばかり。。。まだまだドッグランに慣れるのは時間がかかりそうです。
ただこちらのドッグランでは平地だけでなく、小高い丘があったりして、ノーリードで走らせるだけでも、ちゃびーはのびのびと楽しそうに走っていました。
ドッグラン運営を支える「蘆花恒春園ワンクラブ」!
こちらのドッグランですが、「蘆花恒春園ワンクラブ」というボランティアグループが運営のサポートを行っています。
毎月第4日曜日にはドッグランの清掃を行ったり、しつけ教室を開催したり、ドッグランの適正な利用や環境の維持を支えてくれています。
こうやって地域で協力して運営を支援してくれているわけなので、このドッグランは無料で利用できるのです。筆者もそのうち清掃に参加しようと思っています。
いかがでしたでしょうか?
まず都内に無料のドッグランがあること自体に驚く方も多いのではないでしょうか?芦花公園はドッグランだけでなく、自然豊かなのでお散歩にもとても気持ちいいエリアです。ぜひ愛犬と一度遊びに行ってみてください!