
ペットのシャンプーは自宅派という方が増えています。日ごろのお手入れは自宅で済ませているという方も季節やお手入れの内容によっては上手にプロの技術を活用するとよりお手入れがスムーズになるものです。
自宅シャンプー派のポイント
日ごろのシャンプーは自宅で済ませたいという方は、
- シャンプーの頻度は月1〜2度まで
- シャンプーはペット専用、低刺激の製品を選ぶ
- シャンプーの所要時間は小型犬、猫は10分、中型犬は15分、大型犬は20分が目安
- シャンプー後の生乾きは悪臭、皮膚炎の元
という点をしっかりと抑えておきましょう。
ペットは人間と違い毎日入浴する必要はありません。あまりに頻繁に洗いすぎてしまうと皮膚を保護する皮脂を過剰に洗い流してしまい、乾燥肌、フケ、脱毛といったトラブルに繋がります。
臭いや抜け毛、汚れが気になる時は、シャンプーの頻度を上げるのではなく、シャンプーをする時に指の腹を使いしっかりと地肌を洗ってあげましょう。
また密閉した自宅浴室は、シャワーを出し続けると想像以上の湿度で高温になっています。この状態はペットの体に負担をかけ、高齢の場合には心臓に負担をかける事になります。
適度に換気をしつつ、シャワーの湯音を低めに設定し、短時間でシャンプーを済ませて上げましょう。シャンプー後はしっかりとタオルで水気を取り、ドライヤーも極力短時間で済ませてあげましょう。
トリマーのシャンプーがオススメのケース
日ごろのシャンプーは自宅派でも、換毛期にはトリマーシャンプーの利用がおすすめです。トリミングショップでは、プロが地肌からしっかりと洗ってくれるので抜け残った抜け毛をすっきりと取り除く事が出来る上に、業務用大型ドライヤーで完全に抜け毛を取り除けます。
自宅シャンプーでは、洗い終わった直後に抜け毛が飛び散るという事もありますが、この点がトリマー利用のメリットと言えます。また後肢、腹、内股、脇など日ごろ自宅でのお手入れでブラシが届きにくい部分もしっかりとケアしてもらえるので抜け毛、毛玉をケアする事も出来ます。
換毛期や冬場など自宅でのお手入れの合間、季節に応じてトリマーシャンプーを取り入れるとよいでしょう。