
もうすぐ、今年も終わりますね。
年末年始のお休みを利用して、色々な場所へお出かけする方も多いのではないでしょうか。
犬などのペットなどを飼っている方は、近場なら一緒にお出かけすることも可能ですよね。
しかし、遠出するとなると一緒にお出かけできるのが一番ですが、留守番させなくてはいけない場合もあります。
数日家を空ける場合は、ペットホテルに預けるという選択などもあります。
今回は、犬を留守番させるときの準備とその注意点をご紹介します。
分離不安症について
やはり、留守番させるとなると不安になるのがいたずらしないか。ということではないでしょうか。
うちの犬は、大丈夫と思っていても数分~数十分ならまだしも数時間ほど家を空けるとまた違います。
犬も、不安になったりストレスを感じたりします。そうなってしまうとパニックを起こし、部屋の中をぐちゃぐちゃにしてしまう。なんてこともよくみられます。
そういった行動を分離不安症といいます。
飼い主への依存からくる行動だといわれています。
一度そういった行動を起こしてしまうと、また留守番させるのは不安や心配に感じるのではないでしょうか。
分離不安症は、正しいトレーニングや投薬などで緩和され改善することもできます。
分離不安症が起こらないよう、しっかりと準備をしていきましょう。
犬を留守番させるときの準備とは
では、実際に犬を留守番させるときの準備とは、どのようなことが必要になってくるのでしょうか。
お留守番の定番方法として、よく挙げられるのがケージやサークルに入ってもらうこと。
そうすることで、部屋中をぐちゃぐちゃにしたり誤飲や誤食などしたりすることを防ぐことができます。
環境作りも大切で、予定が決まったら慣らしのための期間を設けてみるのも良いかもしれません。
短時間の留守番ができるようになれば、次第と慣れていき長時間でも留守番できるようになるのではないでしょうか。
まずは、サークル内にいつも使っているケージやおもちゃ 、フードや水、トイレなどを設置してみるところから始めるのがおすすめです。
寂しがり屋の犬には、テレビをつけていく(時間でオンオフ設定)のも良いかもしれません。
防音対策としてカーテンを閉めて出かけるのもおすすめです。
何度か慣らしていくうちにきちんと留守番できるようになれば、飼い主も安心してお出かけできるのではないでしょうか。
それでも、不安という飼い主の方もいらっしゃると思います。
そういった場合は、ペット用の見守りカメラを購入してみるのも良いかもしれません。
個体差はありますが、慣れてくると10時間程度は大丈夫になる場合もあります。
注意することとは
犬を留守番させる準備が整ったなら、お出かけしてみましょう。
準備が整った後の注意点がいくつかあります。
もちろん、一番大切なのは失敗してしまっても叱らない・怒鳴らないことです。
そして、犬にとって安心できて安全な環境を作ってあげることも注意しなければなりません。
ケージやサークルに入ってくれる場合は、あまり心配ありませんが無理やり入れることはしないようにしましょう。
入ることを嫌がり、留守番もできなくなってしまうかもしれません。
いつもと同じように自由に動き回れる環境で留守番させる場合は、噛まれても大丈夫な様、
- 噛まれる高さにある家具には保護材をつける
- 犬が触ったら危険なもの(陶器やガラス類)を置かない
- 誤飲、誤食しそうなものはしまっておく
- 電源コードやコンセントは剥き出しにせず保護する・
- 相する場合があるので、トイレは広めにセット
- 犬が興味のある噛んで大丈夫なオモチャを与える
- 水は多めに用意する
など、注意しなければならないことが増えますが、不安やストレスは感じにくいかもしれません。