ペットの悩みどころ

果物大好物!愛犬のおやつに果物はあり?無し?


私達人間にとって、甘くておいしい果物は、もちろん犬達も大好物。
果物は自然のものですし、健康にも良さそうですから、家族が果物を食べているときに、ついお裾分けをしてあげたくなってしまうでしょう。

でも実は果物のカロリーや糖分は想像以上に高く、習慣化してしまうと虫歯や肥満の原因となるので注意が必要です。

果物のカロリーは想像以上に高い!

犬 さくらんぼ 果物 フルーツ犬も果物は大好物です。
犬は甘味を感じる味覚をもっているので、果物を食べれば「おいしい!」と感じます。

そして、一度食べれば果物の味を覚えると次からは熱心に催促をするでしょう。

でも、果物にどの程度のカロリーが含まれているか、考えてみた事はありますか?
果物のカロリーを紹介させて頂く前に、先に犬が一日に必要とするカロリーを紹介させて頂きます。

小型犬(体重5㎏の場合) 317kcal
中型犬(体重15㎏の場合) 749kcal
大型犬(体重25㎏の場合) 1105kcal
※一日に必要なカロリーは避妊去勢の未済や生活習慣、運動量、年齢によって前後しますので上記の数値はあくまでも目安です。

普通茶碗のご飯1杯は250cal。
カロリーに限って言えば小型犬だと、ご飯一杯と少しで、十分に一日の必要量がまかなえてしまうことになります。

その上で、主要な果物のカロリーを紹介させて頂きますと・・・

  • イチゴ 190g/10個 65Kcal
  • イヨカン 150g/1個 69Kcal
  • 柿 166g/1個 100Kcal
  • キウイ 87g/1個 46Kcal
  • スイカ 225g/8分の1 83Kcal
  • 梨 255g/1個 110Kcal
  • ぶどう 120g/1房 71Kcal
  • みかん 75g/1個 34Kcal
  • 桃 212g/1個 85Kcal
  • リンゴ 255g/1個 138Kcal
  • バナナ 90g/1個 77Kcal

普通にペットフードを食べていれば、十分に必要なカロリーを摂取できているわんちゃんたち。
彼らにとって果物は、非常に高カロリーの食べ物であることがわかるかと思います。

例えば小型犬に果物を与える場合、たとえ1粒、1切れであっても一日のカロリーの相当な割合を占めてしまうことになります。

果物のカロリーを食事量に換算せずに、ドッグフードを通常量与えてしまうと途端に摂取カロリーオーバーで肥満につながります。
どうしても事情があり与える場合は、一日のカロリー摂取量に当てはめて、どの程度の分量にすべきか考えてあげましょう。

果物の与えすぎで虫歯になってしまう事も

犬 歯磨き 虫歯果物を与えることは、肥満とさらに虫歯のリスクも高めています。

果物に含まれる糖分には、犬が本来摂取すべき必須栄養素には含まれていません。
ですから、野生の環境下で生活をする犬は、基本的に自分から進んで果物を摂取することはないのです。

けれど、人間と共生していると、家族からのお裾分けとして果物を分け与えられることもあるでしょう。
これは例えるならば、人間がコーヒー用のスティックシュガーをそのまま飲みこむことと同じです。
つまり必要以上の糖分を摂取するということですから、虫歯や肥満の原因になるのは、当然ともいえるかもしれません。

それでも、犬が果物を好む理由は、家族から与えられることで「おいしい」ということを覚えてしまったという以上に、

  • 飼い主からお裾分けをもらうことが嬉しいから
  • 飼い主が穏やかな表情で接してくれるから

という、大好きなご主人様や家族が喜んでくれるということ、そのものに喜びを感じているから、という理由があるのです。

果物を目の前にすると人間も自然と表情が柔らかくなり、会話も弾みます。
その一員でいられる事に犬は喜びを感じているのです。
だからこそ、おいしいからという理由以上に、飼い主に愛犬は果物を催促するのです。

それにつられて、つい果物を与えすぎてしまうと、過剰な糖分摂取から虫歯、歯垢、歯石、糖尿病といった様々な問題につながるので、くれぐれも注意しましょう。

高齢犬、子犬の食欲不振改善にバナナを活用

犬 ドッグフード 食欲果物の与えすぎはとても危険な事ですが、場合によっては効果的な活用法にもなります。

  • 生後間もない子犬
  • ペットショップから購入した直後の子犬
  • 高齢になり食事が難しい場合
  • 固形物を食べることが出来ない場合
  • 産前産後の時期

このような時期、なかなか食が進まず食べ物を見つけることも一苦労です。
その場合、果物を与えることが適切な場合も。
かかりつけの獣医さんなどに確認し、大丈夫そうであれば以下の方法をおすすめします。

食欲不振の対策に、バナナペーストは効果的です。

作り方は簡単。
市販のバナナをすりつぶすだけ。

それを、愛犬に舐めさせてあげてください。
少量からでも、自力で舐め食べることが出来れば成功です。

こちらも獣医さんなどに確認をしながら、徐々に与える量、回数を増やしてあげましょう。
バナナの風味に反応を示す様になったら、次はひき肉やささみを混ぜ、徐々に犬本来の食事に近づけてゆきます。

バナナは風味が強く、甘味も強いので、犬の嗅覚の刺激に適しています。
柔らかく簡単にペースト状に出来る上に、愛犬の上顎に少量を塗り付け、舐め食べさせてあげることも出来ます。
果汁が出ないので、与えることで口周りや顎の被毛を汚してしまう心配もありません。
種が歯に挟まってしまう心配もなく、高齢犬の介護に最適な食材です。

ただバナナも非常にカロリーが高い果物であることは、変わりありません。
食事の代用として与えるのは上記のような特別な時期のみとし、体調が回復してからは与えすぎに注意しましょう。

おやつはあくまでも食事の栄養バランスの補給の役目

犬 おやつ 食事果物なども含め、日々のおやつは食事で不足している栄養素を補う事、摂取不足なカロリーを補う事が目的です。

不足しがちな栄養素は動物性たんぱく質やビタミン類です。
また一度のまとまった量の食事が出来ない場合、おやつも食事の回数として数え、捕食として与えます。

つまり糖分の多い果物は、優先して与えるおやつではありません。
生後一年を過ぎ健康体の場合、単なるご褒美、スイーツとしてのおやつは出来る限り控えてあげましょう。

家族の楽しそうな雰囲気を感じると愛犬も催促をしたり、かわいい顔でおねだりとしたりとアピールをしてくれます。
ですが、本当に必要なのか?与える量は適量か?をきちんと考え、時には心を鬼にしてあげない。
そうして、将来の病気予防に努めてあげましょう。

 

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